食べて幸せになる 第1章 地元の食材を選ぶ 雑誌「九州の食卓」でも、地産地消や身土不二という言葉をよく使っていました。漢字ばっかりで、なんだか難しそうな言葉ですが、自分が暮らす土地で生まれ育った食材を食べることが体にいいという考えは、難しい理屈は別にしても本能的に納得がいく気がし... 2022.06.22 食べて幸せになる
食べる映画と本 リトル・フォレスト 「食べる映画」と題するコーナーで、この作品を外すわけにはいきません。大本命なので、早いうちに紹介しておきます。 原作は、2002年12月〜2005年7月に「月刊アフタヌーン」に連載された、五十嵐大介さんの漫画だと聞いています(読んだ... 2022.07.25 食べる映画と本
忖度なきおすすめ 第1回 愛しの塩 仕事柄、これまでに実に多くのものについて紹介文を書いてきました。その対象は物だけでなく、店、人、場所など多岐に及びます。そして、その70%に忖度(そんたく)が存在しました。私は評論家や小説家ではなく編集者なので、必要とされるのは客観的な情... 2022.07.16 忖度なきおすすめ
食べて幸せになる 第4章 調味料に贅沢する 美味しい料理を作る上で、食材も大事ですが、調味料も同じくらい大事です。こんな話があります。 憧れの料理研究家主催の料理教室に参加。先生の作る料理はどれも素晴らしく、一挙手一投足を見逃すものかとメモを取りまくり、動画も撮影。家に帰って... 2022.07.22 食べて幸せになる
食べる映画と本 「荒野の決闘」 「食べる映画」というと、料理人が主人公だったり、食べるシーンが多く登場する映画の紹介ということになるのでしょうが、第1回目は料理や食べるシーンが主役ではない映画となります。 ご紹介するのは「荒野の決闘」。1946年にジョン・フォード... 2022.07.18 食べる映画と本
昭和の美味 椎茸の南蛮漬け 九州の食卓のカフェでランチの提供を行っていて(2022年7月現在休止中)、お粥やおむすびの御膳に小さなお惣菜を5品ほど付けていたのですが、その中でも特に人気が高かったのが「椎茸の南蛮漬け」でした。 提供していた惣菜は、基本的に九州の... 2022.07.15 昭和の美味
食べて幸せになる 第2章 食材を見つめる 以前、雑誌「九州の食卓」で、お粥の特集をしたことがあります。その取材で、禅寺の食事を司る〝典座〟(料理長的な仕事)の方にお話しを聞く機会がありました。 「食事を作る上で、一番大切なことは何ですか?」 何気なく聞いたこの質問... 2022.07.06 食べて幸せになる
食べて幸せになる 第3章 できるだけ手作りする 雑誌「九州の食卓」を編集する上で、一貫したテーマがありました。それは〝できるだけ手作り〟というものです。 出来合いのものより、手作りの方がいいのは決まっています(よね?)。でも、あまり手作り至上主義を高らかに謳われると、気分が萎... 2022.07.06 食べて幸せになる
食べる映画と本 「夏の闇」 テレビのグルメ番組で、リポーターの方が食リポをやっている姿をよく見かけます。そこで、「うわぁ、あま〜い」「めっちゃ、やわらか〜い」とか言っているのを聞くと、「イラッ」とします。残念ながら、まったく共感できません。〝おいしさの表現はそれだ... 2022.07.07 食べる映画と本